不景気の時の転職は、失敗しやすいのか?

不景気の時に転職する人

結論としては

「そんなことない」

です。


なぜなら、

結局、転職は需要と供給で決まるから


私は過去3回転職していますが、好景気のときもあれば、不景気の時もありました。

でも、正直あまり影響あったとは感じていません。

私の経験も踏まえて、不景気の時の転職について、詳しく説明していきます。

目次

全産業が不景気になるわけではない

世の中が不景気なときでも、人を採用したい企業はたくさんあります。

身近な事例だと、全世界を覆ったコロナ禍で、経済成長率は大きくマイナスになりました。

しかも、この状態が2年以上続きました。

実際、かなり不景気になった業界もあります。

【不景気になった業界】

・飲食店(居酒屋等)
・宿泊施設(ホテル等)
・旅行会社
・公共交通機関
・冠婚葬祭

たしかに、こういった業界では採用は激減しました。

しかし、一方でコロナ禍で活況になった業界もあります。

【好景気になった業界】

・ネット通販
・ネット専門メディア
・宅配業
・デリバリー飲食
・オンライン教育
・通信インフラ
・動画配信サービス

上記のような業界は、コロナ禍で需要が一気に高まり、人材の確保に走りました。

そのため、求職者にとっては、転職しやすい環境になったのです。

不景気の時こそ攻める企業もある

日本全体が好景気だと、どの企業も採用を強化します。

すると、人材の奪い合いになり、企業は求める人材をなかなか採用できません。

しかし、日本全体が不景気なら逆です。

他の企業が採用渋っているため、市場に人材が溢れています。

そのため、あえて不景気の時に、採用を増やす企業もあります。

また、不景気の時は、普段は離職しないような人を採用するチャンスでもあります。

退職する気が無かった人が、不景気で将来心配になり、転職を考え始めるからです。

不景気時の「攻めの採用」ですね。

転職を考えているなら、不景気を利用してしまうのも手です。

有利不利は業界による

あなたが不景気の業界に転職しようとするなら、不利でしょう。

事業も採用も

需要<供給


なためです。

採用を絞っていて、仮に採用されても良い待遇は望めません。

業界全体が儲かっていないのに、給料が大きく上昇することは、想像し難いです。



一方で、好景気な業界に転職するなら、普段より有利でしょう。


需要>供給

になるので、平時は採用されづらいような業界でも、好待遇で採用される可能性があります。

注意点:不景気と好景気は繰り返す

転職の失敗を「採用されなかったこと」と考えるなら、業界を絞れば、不景気の時でも問題なく成功する(採用される)と言えます。

しかし、転職の失敗を「転職後、給料が上がらないこと」と捉えるなら、注意が必要です。

なぜなら、

不景気のあとには好景気が来るように、現在好景気の業界は、不景気の波が来る可能性があるからです。

たとえば、

昨今、コロナ禍でフードデリバリー事業が大きく伸びています。

蜜を避けるため、外食しづらい雰囲気があることが影響していると思います。

しかし、コロナ禍が解消された後はわかりません。

もしかしたら、反動で外食ブームが起こり、デリバリー業界が縮小する可能性もあります。

その場合、業界全体が不景気となり、給料は上がりづらくなるでしょう。

一時の流行ものなのか、底堅い成長産業なのか、推測でもそこの見極めは必要です。

転職をする前に、調べるなり、人に聞くなりして、見極める時間を作った方が良いでしょう。

→今の会社が潰れない保証はない!安定なんて幻想!

自分を整理してチャンスに備える

不景気であっても、業界によっては、普段より採用強化しており、転職チャンスがあります。

「不景気だから今は転職を辞めておこう」

なんて、私は考えたことがありません。

転職したい!と思った時が、動くとき。チャンスは待ってくれないからです。

しかし、チャンスを掴むには準備が必要です。

準備

まず、自分自身を棚おろししましょう。

・今まで働いてきて話せる成果やエピソードは?
・今後、どんな仕事をしていきたいか?
・今の自分はどんなところに転職できるのか?

日常は仕事に追われて、考える暇がないと思います。

一度休日にじっくり時間を取って、自分と向き合うことをオススメします。

もし、

「やり方が分からない」

「自分一人では出来ない」

という場合は、他の人の力を借りてください。

・リクルートエージェントやdodaなどの大手転職エージェントサービスに、無料登録して、相談する。
・同僚に「客観的に見た自分の得意なところ」を聞く。

など、試してみると、一気に進むでしょう。

実際、私も3回転職していて、3回ともエージェントに相談した上で転職しました。

しっかり、自分の転職動機ややりたいこと、得意なことを整理しておかないと、すぐに辞めたくなってしまいますよ。

→転職してすぐに辞めて、また転職するのはダメなのか?

まとめます。

・不景気でも転職は可能です。
・不景気の裏で好景気な業界もある。
・チャンスを掴むために準備を。

転職は自分の人生に大きな影響を与えます。

その一歩を踏み出そうと考えた自分を、まず褒めてあげてください。

そして、不景気を活かせるよう、準備をしっかりしてもらえたら嬉しいです。

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