転職しようかなと思うけど、なかなか踏み出せない。
何が邪魔しているのでしょう。
私なりに8つの要素を選別してみます。
転職の足を引っ張る8要素
マイホーム
一国一城の主として、念願手に入れたマイホーム。
しかし、いざ転職を考えた時にこれが大きく足を引っ張ります。
なぜなら、
・莫大なローンの支払いが残っている
・住む場所が固定されている
からです。
ローンは大抵の人が、現状の収入が続けば働きながら返済できる
と思って組むものでしょう。
しかし、そうすると、年収ダウンの転職は選びづらくなります。
また、住む家が固定されているので、勤務先も限られるでしょう。
良い条件の仕事があっても、家から遠いから諦める、ということも出てきます。
かといって、マイホームを売ったり、貸し出したりするのも簡単ではありません。
大きなマイナスが出る可能性もあるし、借り手が見つからないことも想定されます。
マイホームがあることは、転職という面で、大きく足を引っ張るものでしょう。
地元愛
地元愛が強いと、地元に残りたくて、転職をためらうときが出てきます。
私も地元愛が強い地域の出身なのですが、今でも中学時代の友人はほとんど地元に残っています。
地元のつながりで、いろいろと回っており、年中行事もあって楽しいようです。
もちろん、地元が好きというのは素晴らしいことでもあるので、全然OKなのですが、転職という面においては、視野を狭めることになるでしょう。
家族
転職時には、家族の理解が必須です。
転職は生活に大きな影響を与えるからです。
いくら自分が、「この仕事がしたい」と考えていても、家族の理解が得られないのであれば、転職は難しくなるでしょう。
上司
現在勤めている会社の上司。
転職を相談したら止められるかもしれません。
人によっては、今まで育ててやった恩を仇で返すのか、的なことも言われるかも。
上司に転職意向を伝えるタイミングは難しいですが、私は、転職先が決まってから話すようにしています。
同僚
現在勤めている会社の同僚。
入社時から苦楽を共にしてきた、付き合いの長い人もいるかもしれません。
転職前に相談すると、「やめときなよ」と止められることもあるでしょう。
「もっと活躍できるよ」とか、「寂しいよ」とか。
同僚の言葉だからこそ、心に刺さるものもあるので、転職をためらう一つの要素となるかもしれません。
親
親ブロック。
仕事についても、親に相談している方。
さすがにある程度年齢を重ねればないと思いますが、20代など若い頃では、まだ親の影響が強かったりします。
転職に関して親に相談し、「そんな危なそうな会社やめときなさい」と言われたら、戸惑うでしょう。
親としては、大抵、安心できる会社で子どもが働いてほしいと思っています。
また、親の見栄っ張りで、「子どもは○○で働いてるのよ」と言いたいがために、大企業を辞めさせない親もいるでしょう。
転職に関しては、足を引っ張る存在にもなり得ます。
今の職場の待遇
今、ある程度の年収を得ていたとします。
でも、本当にやりたい仕事ではない、魅力的な仕事が見つかった。
ただし、新たな仕事では年収が半分になる。
そんな時、転職を悩む方は多いと思います。
私も悩みました。
今の職場の待遇が良いと、新しい環境に挑戦するときに、心が揺らいでしまいます。
生活レベルを下げる必要があるからです。
また、その後に得られたであろう、更にアップした年収を捨てることにもなるからです。
実際、私も年収が半分近くになる転職をしました。
別記事で書いていますので、参考までに読んでみてください。
→年収ダウンの転職でも幸せか?【650万円→360万円】になった実話
学歴
学歴がないから、転職なんて出来ない。。
今の会社に入社できただけでもラッキーだから、他のところなんて無理だ。
転職の足を引っ張る要素として、学歴もあります。
人は学歴じゃない、というのは方便で、実際、学歴は考慮されます。
新卒入社時は、ほぼほぼ学歴で足切りをしてくるので、学歴がないとなかなか就職が難しいというのは事実ですよね。。
ただし、中途採用時は学歴よりも圧倒的に職歴なので、今の仕事を頑張っていれば、転職チャンスはたくさんあるでしょう。
こちらも別記事に書いていますので、読んでみてください。
転職は自分の本心に従うこと
転職にあたり、足を引っ張る要素はたくさんあります。
今回挙げた8つ以外にも、悩みとなるものはあるでしょう。
ただ、一つだけ言えるのは、自分の本心に従わないと100%後悔する、
ということです。
何かと理由をつけて自分を無理やり納得させて、行動を変えたとします。
後々、必ず後悔します。
人の意見に沿って行動すると、失敗したときに人の責任にしてしまうからです。
「あの人のアドバイスに従って行動したら、失敗した。」
「あの人が無理って言ったから止めたのに、やっておけばよかった。」
どれも、最終的に決めたのは、あの人ではなく、本人です。
あなたの本音は何ですか?
ぜひ、自分の心の声に耳を傾向けて行動してみてください。