20代と違って30代での転職は、不安がたくさんありますよね。
- 転職先あるかな
- 給料上がるかな
- 新しい環境に馴染めるか
- 今後のキャリアをどう描こう
- 車や家のローンどうしよう
- 転勤あるときついな
- 家族に納得してもらえるかな
めちゃくちゃあると思います。
実際に、私も30代で転職しています。
別記事でも書いていますが、結婚と引越しを同時にしました。
→「結婚を決めた男が転職した実話!気をつけるべきポイントとは?」
私は勢いで転職したタチなのですが、実際、色んな不安がありました。
また、うまくいかなかった部分もあります。
今回はそんな私の経験を通して、30代男性が転職する場合に、どんな壁にぶちあたるか含め書きます。
30代男性の転職に際しての悩み、
その結論は、
①お金
②仕事のキャリア
③家族との時間
です。
ありきたりですが、この3つの悩みに集約されます。
ただ、個人的には、あまり深く考えずに決断した方が、楽だと考えています。
なお、今回も、私の経験を通して書いているので、主観たっぷりです。
『全然違うよ!』
と感じる方も、大きな器で読み進めてもらえたら嬉しいです。
30代の最大の悩みはズバリ、「お金」
お金です。
20代の頃は自分のために使うお金がほとんどです。
たまに彼女や親にプレゼントを買ってあげる、などはあると思いますが、
基本的には「自分へのお金」だけです。
夜の街で遊ぶお金、漫画を買うお金、アプリゲームで課金するためのお金、自己投資の本を買うお金、
全て自分のために使うお金です。
これを100%自分の意志で決められる。
しかし、30代は違います。
「自分以外の人へのお金」が増えますよね。
まず、結婚していれば、収入の大半は家族のために使われる。
生活を維持していくために、仕方ありませんよね。
私も割り切ってそうしています。
もし独身だとしても、
・後輩や部下におごるお金
・遊ぶためのお金
・結婚を見据えた貯金のためのお金
などが掛かります。
30代は20代の時よりも、遊びも高額になりがちです。
たとえば、20代なら、弾丸格安海外旅行に行けても、30代だとちょっと贅沢したくなります。
出費が増えがちです。
なので、まずはお金をどうするか?
という悩みが出てきます。
30代の仕事・キャリアについて
自身のキャリアについて悩んだことありますよね?
私もいつも悩んでいます。
将来どうなるのか。
自分は何がしたいのか。
昔なら、簡単でした。
いわゆる終身雇用制度で、とにかく社内での出世を目指す。
その一点に集中していれば問題ない時代でした。
ですが、今はそれがリスクになります。
情報化社会になってから、変化のスピードが速くなり、会社がやっている事業が、急に時代遅れになってしまう可能性が高いからです。
一つのこと業界・業務しかやっていない人は、私は大変危険だと考えています。
自分が培ったスキルが活かせない世の中になったらどうしますか?
たとえば、
馬車が自動車に変わりました。
これにより、世の中で必要な技術はガラッと変わりました。
もちろん、
馬車を作る技術→自動車を創る技術が求められるようになった、
というのは当然で、
道路も、自動車用のアスファルトを敷く技術、素材、作業車の運転技術が求められるようになりました。
現代は、この変化がどんどん早くなっているのです。
たとえば、米国では、寝具を何十年間もトップで売ってきた企業が、創業5年未満のネット企業に取って代わられました。
情報化社会になり、世の中のニーズの広まりが早くなっています。
それにより、社会全体の変革も早くなっている。
そこに私たちも付いていかないと、仕事を失ってしまいます。
30代のキャリア。
転職が活発な時代、あなたの周りにも転職したという人はたくさんいると思います。
そして、業界や業種をまたいでの転職も多いのではないでしょうか。
私はそれが、一番リスクが少ないからだと思っています。
どういうことか。
たとえば、
野球のイチローさんみたいに、一つのことを極められる人は圧倒的に強いです。
あれだけ一つのことに没頭する姿は、人を惹きつけ、感動させます。
なので、徹底的な深堀りは、ビジネスにおいても絶対に必要です。
でも、同時にリスクも考えておくべきです。
仮にですが、野球という競技自体がこの世界から無くなってしまえば、どうなるでしょうか。
イチローさんがどれだけ素晴らしいスキルを持っていても、活かす場所自体が消えてしまいます。
スポーツの世界では、競技が消えることは、ほとんどないと思いますが、
ビジネスの世界では、普通にあります。
・馬車→自動車
・飛行船→飛行機
・石炭→石油
・ガラケー→スマホ
・現金→キャッシュレス
・単純業務→AI
すでに変化したもの、変化中のもの、これから変わっていくと予想されるもの。
本当にたくさんあります。
この大きなトレンドに乗る仕事をキャリアに組み入れる。
それが、あなたのスキルや経験を活かし続ける秘訣です。
30代の家族との過ごし方
あなたは家族とどう過ごされていますか?
毎日、家で一緒にご飯を食べていますか?
休みの日は一緒に出掛けていますか?
色んな過ごし方、関わり方があると思いますが、
「自分のために時間を使えない」
という悩みが出てきますよね?
私はいつもこれで悩んでいます。
私は結婚して、子どもがいます。
子どもを毎日お風呂に入れたり、ご飯を食べさせたり、遊んだり。
週末は車で出かけて、一日中一緒に居たり。
かなり時間を取られますよね。
本音は、もっと自分のために時間を使いたいと思っています。
でも、あんまり強く主張すると、奥さんに怒られますよね(笑)
家族って何なんだろうと、考えることもあります。
人に依るとは思いますが、
「自分のためにどれだけ時間を使いたいか」
を決めて、家族と話しておかないと、この悩みは非常に根深くなるでしょう。
30代男性が転職する際のポイント
「①お金」
「②キャリア」
「③家族との時間」
この3つのバランスを考えることがポイントです。
お金を重視するのか、
キャリアを重視するのか、
家族との時間を重視するのか、
全てを満たせる転職先なら、最高ですが、そんなにうまくはいきません。
転職してみた
私は実際に30代で転職しました。
なお、20代でも転職を経験しています。
新卒で入社した証券会社で働いていたときは、
・仕事のキャリア
について悩みました。
そして、転職しました。
→「大企業からベンチャーへ転職した私。その理由と感想(良い面、悪い面あり)」
に書いていますが、
この仕事は将来不要になるのではないか。。
そういう不安から転職しました。
実際、あれから何年も経っていますが、その仕事はまだなくなっていません。
ですが、確実に需要は減り続けていて、競合ネット企業が明確にシェアを伸ばしています。
この先おそらく、証券会社の対面営業の仕事は無くなり、ほぼすべてネット売買に取って代わられるでしょう。
そういう意味で、転職してほんとうによかったと思っています。
話が逸れました。
30代での転職。
私は、「お金」と「家族との時間」を優先しました。
家族との時間とは、つまり、残業が少ないところです。
下記記事にも書きましたが、
残業が少ない生活は、本当に楽です。
私は望まない残業は悪だと考えています。
やりたい仕事があって、自ら残って仕事しているならOKです。
でも、やりたくないのに仕方なく残業している状態は、健全ではないです。
残業が少ない仕事にして、非常に生活はしやすくなりました。
状況にもよると思いますが、仕事の時間を減らすと、生活充実度が上がることもあります。
まとめ
30代は悩みがたくさん出てきますよね。
20代の頃はバカで良かったですが、30代になるとそうはいきません。
転職するのにも、ハードルが高く、勇気と決断力が必要です。
でも、悩みが多い分、楽しみも多いと私は考えています。
というか、そう考えた方が楽しいからです。
精神論になりますが、悩みの分だけ楽しみが増えると信じ、
転職によって、理想の生活を手に入れてください。