何故ベンチャーで働くと成長するのか?経験者から見た5つの理由!

ベンチャーで働くと身に付くスキル

ベンチャー企業で働いて、成長したい!

私は新卒で大企業に入り、転職してベンチャー企業で5年間働きました。

両方の経験から考えると、

ベンチャー企業の方が成長する

と言えます。

もちろん大企業でも大きく伸びる方はいます。最終的にはその人の努力次第なのですが、

この記事の結論としてては

ベンチャー企業は成長せざる得ない環境だから

です。


今回は成長する理由を紹介したいと思います。

目次

ベンチャーで働くと成長する理由

理由その1 裁量権が大きい

大企業だと分業化が進んでいて、たとえば私がやっていた営業の仕事でも

「決められた商品を決められた価格で売る」

ということがほぼ100%でした。

一方でベンチャーでは、

「自分で協力会社を探し、商品と価格を決めて、売る」

というスタイルで、自分のやり方で進めやすい環境でした。

その他にも、ベンチャーは小さな組織なので、自分の提案が社内で通りやすい、という側面もあります。

  • 朝礼のやり方を提案して変えた
  • 毎日の数字集計レポートを提案して変えた
  • KPI設定を提案して変えた
  • 社員旅行を自分たちで企画した

などなど、一社員でも自分の意見がいろんなところに反映されます。

大企業では社内統一のやり方があるため、なかなか変えられません。

これは、成長という点において非常に大きな経験になるでしょう。

理由その2 そもそもの仕事量が多い

ベンチャー企業は人数が少ないため、どうしても一人当たりの仕事量は多くなります。

私も広告代理店で

・営業
・企画構成
・ライティング(制作等)

・ディレクション(案件進行管理)

を兼務していました。

つまり、

営業テレアポ→商談→案件発掘→企画構成→プレゼン→制作→案件進行管理

一気通貫でやっていたので、仕事は溢れていました。

同時に6、7案件くらい回していると、毎日パンクしそうで。。

→広告代理店の仕事内容を、実際に2社で働いた僕が紹介します。

大企業だとこれは分業化されており、営業担当、企画担当、制作担当、進行管理担当など、それぞれに特化した人達がそろっています。

とにかく専門性を磨きたい、というなら大企業で良いかもしれませんが、単純な経験値としてはベンチャー企業が圧倒的に勝ります。

理由その3 インフラが整っていない

私も大企業から転職して戸惑ったのが、インフラ部分。

たとえば、

・PCにセキュリティソフトは入っていない。
・会社スマホは無し。個人スマホで営業。
・数字管理は全てEXCEL。システムは無し。
・オフィスは雑居ビルでエレベーター狭い。

という状態でした。

会社PCは何もソフトが入っていないため、自分でソフトを勝手にインストールして使いやすくしていく必要があります。

また、数字管理は完全にアナログです。

すさまじい量のデータが記入されていて、超絶重たいExcelを毎日使っていました。

大企業と比較すると、かなり非効率です。ただ、逆に改善の余地はめちゃくちゃあります。

何も揃っていない状態から、自分たちで作り上げていくことが、大きな成長のきっかけにもなるでしょう。

理由その4 経営陣との距離が近い

社長はすぐそこを歩いています。

COOもすぐそこに座っています。

直接言える距離感で、社長の行動や考えもダイレクトに伝わってきました。

この点は経営に携わりたいと考えているなら、経営陣との距離感は非常に成長できる環境でしょう。

理由その5 成果がすぐに評価反映される

成果出したら、分かりやすく評価反映されます。

営業成績が良ければ、昇進します。

私が働いていた会社でも、実際新卒4年目でマネージャー職に就いている女性もいました。

ベンチャー企業のつらいところ

成長する環境は整っていますが、辛い部分もたくさんあります。

覚悟が必要です。

給料が安い

大企業と比較すると、本当に少ないです。

私も別記事で書いていますが、大企業で働いていた時と比べると半分近くになりました。

→年収ダウンの転職でも幸せか?【650万円→360万円】になった実話

給料が下がると、生活も変わるので、ベンチャーに行く方は予め想定しておいた方がよいです。

信用力がない

車のローンくらいなら大丈夫ですが、家のローンとなると、信用力が関わってきます。

誰も聞いたことのないベンチャー企業だと、信用力がないため、ローンに落ちる可能性もあります。

看板がない

広告をガンガン流していて、誰もが知っている大企業とは違い、ベンチャー企業に知名度はありません。

看板がないことは、至る所に影響を与えます。

特に営業現場では、

・大きな案件はクライアントの与信審査に引っかかって受注できない

ということがあります。

もし、あなたが大きなプロジェクトに携わりたいのであれば、ベンチャー企業は避けるべきです。

数十億、数百億円といった仕事は、大企業で働いていないとなかなか手掛ける機会はないでしょう。

また、看板がないと個の力が要求されます。

大企業であれば、たとえ担当者が冴えない人でも、「会社同士」付き合うメリットが大きいため、健全に取引してくれます。

しかし、ベンチャー企業では、あなた自身の魅力が問われるでしょう。

あなたが魅力的でなければ、規模の小さいベンチャー企業と取引切っても、痛みはほとんどないからです。

成果が出ないと減給もある

仕事ができないから減給は大企業ならまずないと思います。

ボーナスが下がることはあるかもしれませんが、基本給ダウンはほぼ無いです。

でも、ベンチャー企業は少数精鋭で戦っていますので、成果出ない社員をそのままにしておく余裕はありません。

詳しくは別記事に書いていますので、参考に読んでみてください。

→【給料下がった!】仕事が出来なさ過ぎて2万円減給された話

ベンチャー企業で働いている人の特徴

20代~30代がほとんど

私が勤めていた会社では、9割が20代~30代でした。

社長や役員、一部社員だけが40代といった感じです。

他のベンチャー企業とも交流ありましたが、やはり20代~30代が中心でした。

独身が多い

これは20代~30代ばかりということにも関連しますが、独身の人が多いです。

考えられる理由として

①給料が安いため、家族を養えない
②激務のため、子育てに向かない

が考えられます。

実際、結婚を機に退職する人は私を含め、多くいました。

大企業からの転職組は少数

ベンチャー企業で働いていた人は、背景がバラバラでした。

工事現場で重機を動かしていた人、デザイナー学校卒業者、元債権回収担当、などなどたくさんいました。

しかし、おそらく待遇の問題かと思いますが、大企業からベンチャー企業に転職している人は少数派。

なので、あなたが大企業経験者ならその知見を活かせるチャンスがあるかもしれません。

癖の強い社長

ベンチャー企業の社長はかなりの確率で、癖が強いです。

イケイケオラオラの人も多い気がします。

私がいた会社の社長も元トップ営業マンで、起業し、一から会社を育ててきた人で、癖がかなり強かったです。

ただ、社長としての接し方、考え方、伝え方など、非常に勉強になりました。

ベンチャー企業で働いて、伸びた人達

一部ご紹介します。

大企業に転職した人

入社して数年で、大企業に転職していきました。

大企業に中途入社で入るのは通常困難なため、すごい成長だったと思います。

実際、勤務2年ほどで、仕事の処理能力と正確性は社内有数の力になっていました。

20代で事業部を率いて、その後独立した人

20代で事業部長となり、事業部を黒字化させた後、起業独立した人。

20代を事業部長に抜擢することは、大企業ではまずありえないので、チャレンジ精神ある人はベンチャー企業が向いているでしょう。

海外のデザインコンクールに数多入賞した人

デザイナーとしての仕事をやりつつ、制作物を海外コンクールに出展して、数多くの賞を受賞していました。

自分が出展したいコンクールに合わせた案件を探す、ということも可能にしていました。

素晴らしい環境の活かし方だと思っています。

平社員から役員になった人

平社員で入社し、社長と約束を握り、約束した成果を出して、最終的に役員になった人。

一社員だった人が、「これだけの成果を出したら、支部を出させてほしい」と社長に直談判して実現させました。

大企業なら全社共通人事システムがあるため、まず通らないですが、ベンチャー企業は社長がOKといえば実現します。

ものすごく高いハードルだったみたいですが、実現させた人は、今でも大活躍し続けています。

自分の得意分野を見つけて異動、開花した人

入社直後は営業職でしたが、全くダメダメ。

けれども、几帳面という性格から、異なる分野で力を発揮し、すぐに異動した人。

前の部署の仕事もかなり持っていくため、仕事量は劇的に増えますが、大きく成長するきっかけにもなっていました。

ベンチャーで数年働く経験は人生に良い

人生のどこかで、死に物狂いで働く期間があっても良いのではないでしょうか?

ベンチャー企業は成長痛を経験する環境として、最適です。

徹夜をしてでも、仕事と目標を追いかける経験をしておけば、後々のことが楽に思えます。

→給料下がっても転職した方が良いときとは?


ただ、ずっとベンチャー企業で働くことはオススメしません。

待遇の問題もあるし、業務量が多いので、体力的にも辛いです。

ある程度年数を決めてチャレンジするのが、最も良いでしょう。

自分を伸ばしたいなら、ベンチャーへ飛び込むべし

ベンチャー企業の環境は過酷です。

・社長がワンマン
・上司がパワハラ連発
・仕事振り過ぎ
・すぐに人が辞める

などなど、想定外のことが連続します。

でも、その環境で働いた経験はあなたの人生の財産となります

自分を伸ばしたいなら、一度は挑戦してみましょう。

ちなみに私はdodaとリクルートエージェント、マイナビAGENTの3社に無料登録して情報を集め、転職しました。(最終的にはdodaで転職決めました)

ベンチャーに行くなんて、単純なロジックで考えたらNoになります。

勢いが大切です。ここで動くか動かないかで、人生変わりますよ。

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