・成果出したのに、全く給料が上がらない
・年功序列で働かないオジサン高給取りばかり
・景気が悪くて、減給になりそう
・入社してから、給料がずっと一緒
何で給料上がらないの!?
お金は生活に直結するから、いつも悩みますよね。
もっと条件の良い仕事を探すべきなのか。
今の会社でもう少し頑張るべきなのか。
私の実体験を踏まえながら、今回は書きます。
結論としては、
「辞めてもいいが、転職した後、全力で仕事しよう」
です。
私自身、3回転職を経験しているので、仕事を辞めること自体はポジティブです。
今の時代、複数の世界を知っておいた方が、世の中が変化したときに、素早く対応できると考えています。
ですが、めちゃくちゃ全力で働くことが前提です。
「給料が上がらないから、とりあえず転職だ」
と思っている方は、この記事を、一度立ち止まって考えるきっかけにしてみてください。
給料が上がらない理由
給料が上がらない原因は、どこにありますか?
自分が成果を出していないから
私はこれでした。
自分が成果出していないなら、給料が上がるわけないです。
私自身、全く成果を出せなくて、愚痴ばかり言っているクソ野郎でした。
成果を出さなさ過ぎて、減給になったこともあります。
→【給料下がった!】仕事が出来なさ過ぎて基本給2万円減額された話
→「営業の仕事が本気で辛い!具体的な35の悩みとその解決策」
年齢が上がれば、在職年数が長ければ給料が上がる。
いわゆる「年功序列の時代」は終わりました。
大企業では、まだ続いているところもありますが、新しい企業ほど、成果報酬の体系が多いです。
これって、会社側からすると本来は当たり前の話ですよね。
仕事で成果を出したから、その分の報酬として、給料を支払う。
逆に、成果を出してないなら、何のためのお金?
となります。
成果というのは、営業の契約件数などの分かりやすいものだけでなく、
たとえば、
アパレル店での接客や、ドラックストアでの品出し作業など、計測しづらくても、会社の事業に貢献していること全般です。
今いる会社で給料を上げるには、まずは『成果を出すこと』、これが必須です。
「それは分かるけど、そんな簡単に成果なんて出せないよ」
もちろん成果を出すのは大変ですよね。
私自身、本当につらかったので、
「成果なんて出えへん!無理!!」
とずっと思ってました。
というか口に出して愚痴っていました。
でも、成果を出さなかったら給料は上がりませんでした。
苦しいですが、逃げずに成果を出すことに集中してみてください。
景気が悪い
経済に好景気、不景気はあります。
数年のサイクルで入れ替わっていて、景気が悪いときは、給料も上がりづらいです。
それは間違いないです。
いつもより頑張っても、いつもより給料やボーナスは増えないでしょう。
そんな時は、自分の牙を磨いておくか、景気の良い業界に移るかしかないです。
ですが、景気は常に変動するので、儲かっている業界もころころ変わります。
私としては、自分の牙を磨いておくことをオススメします。
会社の上層部が利益を独占している
会社が儲かっているのに、給料が安いのはおかしい!!
会社の上層部の給料がやたら高い会社は、年功序列の会社が多いです。
いわゆる『働かないおじさん』が多い会社ですね。
全く納得できませんよね。
「なんで何もしていない人が、自分の倍くらいの給料もらってんだ?」
疑問しか湧いてこないと思います。
そういう会社に、
「おかしいです!!」
と言っても、何も変わりません。
だって上層部はお金もらってる側だから、変える理由がないですよね。
もしあなたが、必死に働いている人なら、さっさと転職しましょう。
残業代が出ない
どれだけ残業しても月々の給料が増えない。
それはつらいですね。
私も1社目を除いて、残業代がずっとない生活です。
別記事で書いてますので、参考までに読んでみてください。
→「残業・残業代の多い、少ないで変わった私の生活」
そもそも働き手が多い仕事
その仕事の給料には、雇う側の需要と、働き手の供給が影響します。
何それ?
たとえば、
同じ仕事ができる人が多いと、少ない給料でも、人を集めることができます。
逆に、この人しかこの仕事はできない(希少性が高い)、となれば、その人に高い給料を払う価値が出てきます。
今、あなたがやっている仕事は、働き手が多いですか?
もしそうなら、違う業界や職種に移らないと、業界全体が変わらない限り、いつまでも給料は上がらないでしょう。
給料を上げて、どうしたいの?
給料が上がらないから、苦しい。
そうですよね。。
私も東京にいたときは大変でした。
残業代ゼロの中で徹夜続きで、何のために生きているのか、
そこまで考えてしまうこともありました。
今でも生活は大変ですが。
だから、「とにかく、給料を上げたい。」
その気持ちはとても良く分かります。
じゃあ、あなたは給料を上げて、具体的にどうなりたいですか?
何をしたいですか?
ここがイメージできていないと、なかなか良い結果は出ません。
たとえば、
- いつもの安い肉でなく、月1回は本格ステーキを食べたい
- 車を買って、ノリの良い音楽をかけながら、青空の下ドライブしたい。
- 週末だけでも海外旅行に行って、異国文化を味わいたい
など、何でもいいです。
とにかく、給料が上がったらやりたいこと、なりたい状態を具体的に、細かく思い描いてください。
ちなみに私は給料を上げて、
・良い靴を買いたい
・海外でカジノをしたい
ということを、考えていたこともあります。
そんなもんでいいです。
給料を上げて、具体的にこれがしたいんだ、というものをイメージしてください。
それだけで、ゴールが明確になり、モチベーションも行動も変わってきます。
給料を上げるには?
交渉する
難易度☆☆☆
個人面談で正直にお願いしてみましょう。
「そんな話したら、怒られるだけだよ」
怖い上司が相手なら、そう思うかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか。
意外に話を聞いてくれる人も多いです。
実際に私も、1対1で、色んな話をさせてもらいました。
もう、クソみたいなことも言いました。
自分は全く成果を出していないのに、
「会社の方針が分からないです。何がしたいんですか?」
というような話をして、噛み付いたこともあります。
でも、真正面で受け止めて話を聞いてくれました。
給料の交渉なんて、ほとんどの日本のサラリーマンはやったことないと思います。
ですが、やってみる価値はあります。
難易度が高いのは、自分が成果を出していない時です。
ハッキリ言って、成果を出していないと、給料アップをお願いしても、通らないことがほとんどでしょう。
成果を出す
難易度☆☆
成果を出せば給料が上がる可能性は高いですよね。
むしろ、これで上がらなければ、どうやったら上がるんだというレベルです。
でも、
『簡単に成果を出せたら、誰も苦労しない』
ですよね。。
安心してください。
スーパーマンは世の中にほとんどいません。
ほぼ全ての人が一般人です。
成果を出すのに誰もが苦労しています。
簡単に成果を出せると考えるから、しんどいのです。
成果は簡単には上がらない。
苦労して苦労して初めて出るものだ。
最初からそう思えれば大丈夫です。
そして、そう思えなかった、私のようなマジでグチグチ言っていただけの奴もいます。
特に自分は壁にブチ当たらずに、人のせいにして、ブーブー外野から言ってるだけ。
本当は分かってるのに、自分の未熟さをプライドで隠して、
「仕事飽きた」
「面白くない」
「もっと他の良い仕事ないかな」
と言ってるだけのクソ野郎。
そんなクソ野郎から見れば、成果を出せなくて悩んでいる人はヒーローです。
だから大丈夫です。
自分を信じて、成果を出して、給料を上げて、生活を変えましょう。
転職
難易度☆
一番手っ取り早いのが、働き先を変えることです。
給料交渉することや、成果を上げることと一番違うのは、
「給料の上がる幅が大きい」
ことです。
給料交渉して、年収がいきなり100万円上がることはほぼありません。
成果を出して、ボーナスが増えることはあっても、給料が大きく増えることも、ほぼありません。
何故なら、会社は組織なので、同じ職位の人は、ある程度給料レンジ(給料の幅)が決まっているからです。
大きく昇進すれば、給料が大きく上がることもありますが、あなたの職場で、そんなことは起こりそうにないですよね。
でも、転職は違います。
給料が下がる転職もあります。
一方で、100万円以上年収が上がる転職もあります。
給料交渉も転職時なら容易です。
100万円上乗せの交渉をしても、通る可能性はあります。
・今、頑張って仕事しているのに、給料が上がらない
・毎月の給料を上げたい
そう思っている方は、まず何をすべきか。
・自分の転職市場での価値を知る
です。
自分がやりたい仕事は、いくらくらいの給料がもらえるのか。
自分の年齢や職歴なら、どんな仕事に就けるのか。
しっかり把握していますか??
知らずに、夢想しているだけでは、現実は動きません。
やるべきことは、
・職務経歴書を書く
・転職エージェントに聞く
です。
職務経歴書を書けば、自分の仕事のたな卸しができます。
どんなに小さなことでも良いので、工夫して成し遂げたことを洗い出しておきましょう。
たとえば、
「パワーポイントのテンプレートを作成し、チーム全体の作業効率を上げた。」
などで良いです。
キラキラした実績なんか無くて大丈夫です。
そして、同時に転職エージェントに登録して、
・転職市場はどうなっているのか、
・自分はどんな仕事に就けるのか、
聞いてみてください。
その際に自分の強み・弱みを相談することもできます。
もしかしたら、
『転職しないで今の職場で頑張る』
が最善の可能性もあります。
それを確かめるためにも、一度話を聞いてみてください。
私は面白い求人も多く、相談しやすかったdodaを使っていましたが、自分が合うと思うところならOKです。
基本的に費用無料なので、登録しておいて損はないでしょう。
仕事辞める前に、考えてほしいこと
色々と書きましたが、
仕事辞めて、違う職場で頑張る覚悟は出来ていますか?
偉そうに聞こえるかもしれませんが、それが全てです。
たとえ次の職場がものすごく給料が高くて、仕事が楽でも、目の前の仕事を頑張らないと、腐っていきますよ?
プライベートを重視したい、というのでも構いません。
でも、仕事を軽く見るのは止めましょう。
いつその仕事が無くなるか分からないですよ?
真剣に仕事をしてなかったら、どんなスキルと実績とメンタルが残りますか?
もう次の仕事に就けなくなり、転職できなくなります。
プライベート含めて崩壊してしまいます。
「自分は副業やるから別にいいんだ。」
それでも全然いいです。
ですが、副業には全力で取り組んでください。
とにかくどんな仕事に就こうと、全力でやると決めてから、今の仕事を辞めるようにしてください。
中途半端な気持ちで、今の職場を離れると、次も痛い目を見ます。
何故こんなことを言うのか?
それは私がその経験をしてきたからです。
転職しても人間は変わりません。
私は仕事から逃げてきた人間です。
嫌な営業の仕事から、言い訳をし続けて逃げてきた人間です。
サボってきた人間は、心を入れ替えないと、転職してもサボります。
仕事に真剣に取り組まない人が、成果を出せるわけがありません。
どんなときに人間は変わるか?
私は、
「全ての事柄を自己責任として捉えるようになり、仕事で追い込まれ、覚悟を決めた時」
だと考えています。
給料が上がらないから、仕事辞める。
大変な状況だと思いますが、それは前に進むチャンスです。
ぜひ、自分を見直すきっかけとして、前に進んでみてください。