あなたは仕事で泣いたことありますか?
うまくいって嬉しい時、失敗して悲しい時。
私は仕事で泣いたことがまだありません。
でも、今まで何人か、仕事で泣いた人を見たことがあります。
・目標が達成できずに悔しくて
・長年にわたる仕事の恩返しができた感激で
喜びや悔しさが抑えきれずに泣いてました。
仕事で泣けるのは「本気でやっているから」
本気で全力で仕事をしなければ、泣くことはないでしょう。
・何としても、このプロジェクトを成功させたい。
・年間の目標を達成したい。
・職場で1位になりたい。
本気でそう思って、仕事に打ち込む。
場合によっては、残業したり徹夜したりもいとわない。
プライベートなんかいらない。今はとにかく仕事がしたい。
仕事で結果を出したい!
自分が使える時間を、全て仕事にぶつけるくらいの気持ち。
その結果、仕事がうまくいっても、うまくいかなくても、全力でやりきったことに対して泣ける。
それだけ仕事に打ち込んだという証拠。
そういう人を見ていて、うらやましかった。
余談ですが、仕事に全力で打ち込むなら、独身時代の方が時間は作りやすいです。
別記事で書いていますので、参考までに読んでみてください。
泣ける仕事をすれば成長する
仕事での成長って、つまるところ、どれだけ自分が本気でやれたかに比例します。
本気で成果を出そうとしたら、新しいアイデアも出るし、人にも聞くし、細かな部分にも気づく。
そして、そこで得た経験をもとに更に新しい仕事に挑戦できる。
成長の好循環は、全力で一生懸命仕事することから始まります。
もし、成長したい!と強く思っている方は、
「泣けるように全力で仕事してみよう」
と決めてください。
それだけでも、行動が変わり、成長に繋がるでしょう。
泣けない仕事
泣けない仕事というものもあります。
簡単すぎる仕事
自分にとって簡単すぎる仕事では、泣くことはできません。
全力でやらなくても、仕事をこなせるからです。
仕事をする、ではなく「こなす」になっている時は、簡単な仕事になっています。
仕事で泣きたいと思うなら、今の自分には難しいと思えるくらいの仕事が良いでしょう。
有名な歌の歌詞にもあります。高い壁の方が登った時気持ち良いもんです。
倫理的に崩壊している仕事
社会の役に立っていない、と感じてしまう仕事です。
倫理的に崩壊しているので、そもそもその仕事をすること自体に疑念を感じてしまう。
そんな状況では、全力で仕事はできません。
私も経験があります。
「高齢者向けに金融商品を販売する仕事」をしていたのですが、詐欺ではないかと思えるレベルの内容もありました。
これで本当に
・お客さんが喜んでくれるのか
・社会の役に立っているのか
・自分が仕事しない方が皆幸せなんじゃないか
そんなことを毎日思っていました。
安心できない職場の仕事
安心できない職場とは
- パワハラ、モラハラがひどい
- 発言できる雰囲気にない
- 職場内のコミュニケーションが少ない
- 怠惰な人が多い
- すぐに否定される
などが日常で起こっているような職場です。
こんな状況で、仕事を全力でやるのは難しいです。毎日、会社に行くのが憂鬱になるレベルですね。
一説によると、最高のパフォーマンスを出すチームは、「安心して働ける環境」にあるチームだそうです。
安心できる職場とは
- 自分の意見が言える
- 攻撃的に話す人がいない
- 同僚が仕事に対して前向き
- 上司がフォローしてくれる
- 自分はここに居てもいいんだと思える
などの特徴があるらしいです。
こういう場所であれば、「仕事に集中できる」環境にあるといえます。
自分はどうしたいか、チームのために何をすべきか、どうすればより高い目標を達成できるか。全力で考え行動できるので、泣ける仕事は、職場環境の影響も大きいです。
何のために仕事をしていますか?
あなたは何のために仕事をしていますか?
・お金を稼ぐためですか?
・毎日同僚と会うのが楽しいからですか?
・何となくですか?
あまり考えたことはないと思います。
私もないです。
それでも、何とか毎日を過ごすことはできました。
でも、仕事で泣いている人を見て思いました。
「こんな風に本気で仕事がしたい。」
本気で仕事できてますか?
繰り返しになりますが、「仕事で泣ける=本気で仕事する」です。
あなたは「本気で仕事しているよ」と、言えるでしょうか。
誰かに対してではなく、自分に対して。
ここまで記事を読んでいただいた方なら、もう気づいていると思います。
自分自身が、まだ全力で仕事に向かっていないことを。
本当はもっとやれると分かっているのに、ブレーキをかけている。
・クライアントにもう一つ提案できそうだけど、面倒だから止めよう
・上司に相談したら、話は前に進みそうだけど、仕事増えるし止めておこう
・本当は去年より成績上回ったから、これくらいでもういいか
本当はもっと出来ると分かっているけど、やらない。
その状態だと、泣ける仕事は絶対にできないです。
一度でもいいから、仕事で泣きたいと思うなら、自分が出来ることを本気でやり切ってみてください。