グループ子会社で働くメリットとデメリット!ずっと働くのはダメ!?

組織図

大企業では大抵グループ内に子会社を持っています。

本体ではないが、つながりは強い。

実際、私も転職でグループ子会社に入社し働いた経験があります。

そんなグループ子会社で働くメリットとデメリットを紹介いたします。

結論は


「ずっと子会社で働くのはやめた方が良い」

です。

なお、この記事内の「本体」とは大企業の主力事業を担っている会社を指しています。(トヨタグループならトヨタ自動車)

目次

メリット

本体がしっかりしていたら、倒産はない

大企業グループは連結決算をしています。本体が黒字でしっかりしていれば、子会社が倒産することはありません。

仮に子会社が赤字であっても、本体のお金で生き延びることができるからです。

もちろん、意図的に他社に売却したり、グループ内で合併させるなどはありますが、倒産していきなり路頭に迷うことはないでしょう。

グループ子会社は安心して働くことができます。

福利厚生が親会社と同じ

例外はありますが、基本的には大企業はグループ内で同じ福利厚生制度をとっています。

ただし、給与体系は本体が高くなることも多いです。

本体から出向扱いなら、給料テーブルも同じ

グループ子会社で働いていても、所属は本体のままで、そこから出向扱いになっていることもあります。

その場合、本体からあなたの給与も出ますので、給与レンジは本体と同じです。

つまり、グループ子会社で働きながら高い給与をもらうことも可能になります。

大企業の看板が使える


小さな会社で働くと必ず経験する、会社の知名度の無さ。

営業していても、自社がどんな会社かを細かに説明し、信用を得ないと、なかなか仕事につながらない。つらいですよね。

これが、大企業の子会社であることを説明すれば、一発で解決されます。

「〇〇の子会社で✕✕という事業をやっています」

これで相手は安心感を得られるでしょう。

また、プライベートでも看板の強みは発揮されます。

住宅ローンの審査などでも、大企業の子会社ということが分かれば通りやすくなります。グループ子会社で働く大きなメリットと言えるでしょう。

人事異動で本体にも移れる

グループ全体で人事を統一している企業もあります。

その場合、子会社から別の子会社、子会社から本体への異動も十分にあり得ます。

成果を出せば、本体に転籍して働くことも可能です。

デメリット

会社に危機感がない

基本的に潰れないので、危機感がありません。もちろん赤字だと、ボーナスが減ったり、経営陣の入れ替えなどが行われたりしますが、倒産はしません。

そのため、働いていても危機感がないのです。

本体の意向によるグループ再編で合併などがあったとしても、基本、社員がクビになることはないでしょう。

他のグループ会社に転籍になるなどして、仕事を続けられます。

私はベンチャー企業で働いていたこともありますが、赤字が続けば即倒産という環境でした。

資金の蓄えもなく、本体から支援してもらえるわけでもないので、赤字を続ける余裕はありません。

その点、グループ子会社は守られている環境なので、変にゆったりしています。

ガツガツさが無いのです。

バリバリ一生懸命働きたい人には向かないでしょう。

→出世を諦めたら、自分の人生を生きられる!その理由とは?

経営層は本体からの出向者が多い

経営層は天下ってくることが多いです。

そのため、グループ子会社に新卒や転職で入ってきた人は、昇進したとしても課長クラスまでみたいなことも。

部長以上の役職は本体で役職に就いていた人のポスト、という会社も普通にあります。

昇進の限界があるので、働く意欲が無くなるかもしれません。

本体の意向に振り回される

グループ子会社の経営層は本体から来た人が多く、基本的に本体の意向に沿って動きます。

立てる計画も本体の意向を汲んだものなので、アグレッシブな計画は出ません。

本体の年次計画に合わせて、「前年比110%」みたいな計画ばかりです。

また、本体が注力事業を変更したら、それに合わせる必要があります。

主導権を本体に握られているので、現場で不満が溜まることも多いでしょう。

「なんで、今これをやるんだ!?」

みたいな話が現場で出ても

『本体がこういう方向に進むって決めたから仕方ないだろう

という決まり文句で終わってしまいます。

本当に優秀な人は本体にいく


大企業グループで優秀な人は当然グループ内で最も重要な会社、つまり本体にいきます。

実際、本体で役職に就いている人は優秀です。

逆に考えると、

じゃぁ子会社で役職に就いている人ってどうなの?

となりますよね。

本体で働いていたけど、出世レースから外れて天下っている人も多いので、「?」マークが付く人もいます。

もちろん優秀な人もいますが、大企業の構造上、割合でみると少なくなってしまいます。

本体で働いている人から一段下に見られる

悲しい現実ですが、これはあります。

全体的にはそんなことないのですが、一部の人は見下した態度を取るでしょう。

残念です。

本体で働いていることが偉いわけでもなく、子会社の現場には優秀な人もたくさんいます。

ムカつくこともありますが、グッとこらえるしかないのが、つらいところです。

グループ子会社の活用

大企業に入るためにグループ子会社を利用しよう

大企業で働きたい!

そういう思いもありますよね。しかし、転職で大企業に入るのは難易度が高いです。

前職が大企業で、同業の大企業に転職するなら可能かもしれませんが、一般的には狭き門になります。

そこで、大企業で働きたいなら、まずは大企業グループ子会社に転職し、そこから本体に移るという活用法をお勧めします。

下記、別記事でも書いていますので、ぜひ参考に読んでみてください。

→未経験でも転職で大企業に入社する方法とは?

グループ子会社を抜け出す方法とは?

グループ子会社は良い面もありますが、ずっと働く場所ではないと私は考えています。

会社自体に自由度があまりないため、働く個人としても、不満はたまりやすいと思います。

ある程度働いたら抜け出した方が、自分のキャリアにプラスになるでしょう。

抜け出す3つの方法を紹介します。

①成果を出して本体に異動

一番早いのがこれです。

まずはグループ子会社の今の仕事で成果を出しましょう。

そのうえで、本体への異動願いをたたきつける。

人事がグループ共通なら特に話を聞いてくれるでしょう。

②親会社との共同プロジェクトに参加

企業にもよりますが、グループ内の数社で連携してプロジェクトを組むことも多いです。

そこに参加して、自分をアピールすれば、本体側から声が掛かることもあります。

本体の人とも知り合いになれるので、

「今度、部署を新設するのだけれど、〇〇さん来ないか?」というようなこともあるでしょう。

共同プロジェクトは利害調整や、スケジュール管理などが大変ですが、参加する価値はあると思います。

子会社を抜けだすチャンスでもあるので、ぜひ手を挙げてみてください。

③転職する

シンプルに強力な手段ですね。

ただ、今の環境が嫌だから、で転職するのは避けましょう。

やりきってから、他の会社に行くことをおすすめします。

ただ、おそらく次も大企業本体には入社できません。

同業のグループ子会社なら可能だと思います。またはベンチャーで挑戦もありです。

転職サイトで自分で探す前に、転職エージェントに相談した方が良いです。

なぜ、今回グループ子会社で働いてうまくいかなかったのかをエージェントと一緒に分析し、自分の意向に沿って次の仕事を選んでみてください。

実際に私が使っていた転職エージェントは下記の会社です。

・doda
・リクルートエージェント
・マイナビAGENT

無料なので、次は失敗しないためにもぜひ活用してください。

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