金融機関で楽に仕事するならアセットマネジメント!

投資信託レポート

私自身、証券会社と保険会社で働き、他の金融機関とも連携して仕事をしてきました。

今回はその経験から、金融機関で楽に仕事するには、という観点で書いていきたいと思います。

結論として、アセットマネジメントがおすすめな理由は

・安定した収益構造
・高給取り

働き方がホワイト

だからです。

目次

アセットマネジメント会社の仕事

アセットマネジメントは、投資信託のメーカーです。

投資信託という商品を作って、証券会社や銀行などに販売してもらいます。

ビール会社がビールを作って、酒屋やコンビニや居酒屋などに販売してもらうのと同じですね。

一方で機関投資家(生命保険会社や年金機構など)と呼ばれる、大きな資産を運用する組織に営業したりもします。

コピー機メーカーが、企業に直接営業するのと似たような構図です。

ただ、メーカーとしての色合いが強いので、基本的には

①良い商品を作り
②しっかりと販売してもらい
③しっかりと運用する

ことに重きが置かれています。

アセットマネジメントの特徴として、安定収益があります。

1,販売した時=販売手数料
2,保有している間=信託報酬
3,売却された時=売却手数料

それぞれで手数料が得られます。

実際には、1は販売会社がほとんど持っていき、3は国内投資信託だと取らないことが多いので、2がメイン収益になります。

この信託報酬ですが、いわゆる運用手数料みたいなもので、投資家が投資信託を保有している限り発生します。

年率0.1%などそんなに高額ではないのですが、何しろ金融の世界は金額がデカい!

1000億円の投資信託であれば、それだけで毎年10億円の利益が出る計算です。

そして、アセットマネジメントは合計兆円単位で運用しています。

つまり、信託報酬だけで年間数百億円の利益が約束される計算になります。

もちろん投資信託を解約されれば、その分信託報酬は減るので、利益も減りますが。

アセットマネジメントのビジネスは積立型のストックビジネスです。

今すぐたくさん売れなくても、毎年少しずつ売れれば、利益がどんどん増えていくという、おいしい構造になっています。

そして、1000億円の投資信託であっても、運用するのは数名のチームなので、社員も少なくて済みます。

つまり、社員一人当たりの利益額が大きいため、給与水準も高くできるのです。

仕事自体も、ノルマ営業の厳しい証券会社や銀行とは異なります。

私の友人や知人もアセットマネジメントで働いていますが、大手でもプレッシャーは少ないそうです。

毎日定時に終わり、残業もなく、ボーナスもがっつりもらっているのだとか。

毎月の目標数字を追うより、レポートを作成したり、販売会社向けにセミナーを開いたりと、中長期的な動き方でやっていることが多いようです。

もちろん会社によって異なるので、気になる方は面接などで聞いてみてください。

他金融機関について

アセットマネジメント以外の金融機関についてご紹介します。

主に営業職でのお話です。

もちろん同じ業界でも会社によって異なりますし、部署によっても仕事の厳しさは全然違うので、参考程度と考えてください。

証券会社

投資信託や債券などの販売がメインです。

個人営業と法人営業がありますが、スタートはほぼほぼ個人営業です。

他にもアナリストやストラテジストなどの専門職、M&などを行う投資銀行業務、目論見書を作成する部署など多岐にわたります。

待遇は他の業界や金融機関と比べても、良い方でしょう。

ですが、基本的には想像のとおり、プレッシャーの強い過酷な営業がメインです。

別記事でも書いていますので、参考にしてください。

銀行

銀行でも色んな仕事がありますが、まずは代表的なところでは融資部門です。

融資案件を取ってきて、審査に回して~、という銀行のメイン業務ですが、なかなかハードだそうです。

また、投資信託の窓口販売が解禁されてからは、リスク商品も扱うようになり、ノルマも厳しくなりました。

組織も年功序列型なので、すぐに自分で裁量権を持って、自由にやりたいという方には向かないでしょう。

保険会社

生命保険と損害保険に分かれています。

生命保険会社は、いわゆる生保レディーという方が保険を販売し、それを管理する仕事に就くことが多いです。

ただ、生命保険は今の時代すでにみんな入っていて、医療保険などもネット販売が伸びてきているので、なかなか大変です。

ネット生命などに入れば、webマーケティングなどを学べる機会にもなるでしょう。

損害保険会社の営業は、基本的に法人向けです。

そして、法人は事業を進めていくうえでの、保険の必要性を認識しているので、営業はそこまで厳しくないと感じます。

ただ、複数の保険会社の商品を扱える乗り合い代理店などもいるため、競合との勝負になるでしょう。

先物取引

先物取引の会社で働いていた元同僚。

「鬼の詰めがあった」

と言っていました。

先物取引とは、たとえば金や原油などの将来の価格を予想し、予め「3ヶ月にいくらで買います(売ります)」と決めて売買するものです。

例をあげると、

大根を「3か月後に100円で買う」と約束します。

3か月後、大根の価格が120円になったとしても、3か月前に予め100円で買う約束をしているため、20円分得して買うことができます。

期日や売り買いなど色んな要素があるので割愛しますが、これを顧客に営業するのが、先物会社の仕事です。

「儲かりそうなので買いませんか?」

というシンプルな話ですが、投機性も高いため、顧客もクセの強い人が多いそうです。

また、働いている人もなかなかくせ者ぞろいのため、大声で怒鳴ったり、ノルマ達成まで詰めたり、結構な社風の会社もあるようです。

私は行く気になりませんが、興味ある方は調べてみてください。

アセットマネジメントに向いている人

・安定した会社で働きたい
・エコノミストやストラテジストなどの専門職になりたい
・海外とのやり取りをしたい

アセットマネジメント業界は業界統合の兆しがあります。

野村、大和、日興などの証券大手グループや、三菱、三井住友、みずほ、三井住友トラストなどの銀行大手グループに集約されつつあります。

エコノミストやストラテジストなどは、運用方針決定の土台となるため、重要かつ専門的な仕事ですが、経験が必要です。

人数も少数なため、未経験でいきなり職につくことは難しいでしょう。社

内で他の業務も数年経験した上で、認められれば業務に就けるということが一般的と思われます。

ただ、会社にもよるので、面接でズバリ聞いてみた方がよいでしょう。

逆に最前線でバリバリ働いて、営業として経験を積みたい人は向いていません。

ゆったりとした社風の会社が多いので、過酷な状況で早く成長したい、という人も違うでしょう。

アセットマネジメントで働きたいなら、転職サービスを使うのが最も手っ取り早いです。

業界大手の

・リクルートエージェント
・doda
・マイナビAGENT

に登録して情報を集めましょう。

無料ですぐに登録できるので、まだの人は情報収集にだけでも活用しておいた方が良いですよ。


目次
閉じる